WORLD STANDARD HOUSE世界基準の家

世界基準の高い断熱性

~HEAT20 G3グレード(断熱等級7)~

水村建築設計の性能
UA値0.26W/m²・k 以下

世界基準の家づくりを掲げた経緯

当社のHPのCONCEPTでも書いている内容ですが、私は日本の住宅性能は世界トップクラスだろうと思っておりました。

冬は外が寒いので家の中も寒い、夏は外が暑いので家の中も暑いという感覚は当たり前の考えでした。

しかし、住宅性能について学び始め、高性能住宅を造っている工務店さんの現場や引き渡しが終わり住んでいる住宅を見学させてもらい、その考えが間違っていたことに気付きました。

住んでいる人の話を聞いた際、本当に家が快適で幸せですとお話ししている時の笑顔を忘れる事ができません。
住宅性能は住んでいる人の幸せにつながっている事を改めて教えて頂いた瞬間でした。

日本で2025年に義務化される省エネ基準の住宅性能と欧州の基準が厳しいと言われているドイツの住宅性能を比較すると
3倍程度の住宅性能の違いがあります。
もちろん、ドイツの住宅性能が3倍良いということです。

日本の2025年基準の省エネ住宅ではドイツでの省エネ基準を満たしておらず法律違反となり、住宅の建築許可が下りません。
2030年に基準化される予定の基準(ZEH基準)でも許可は下りません。

日本の省エネ基準は世界と比べるとかなり遅れていることがわかります。
この事実を皆さんは知っていましたか。

私は知ってしまったからには、日本基準での住宅づくりではなく、世界基準に目を向けて家づくりに励んでいこうと決めました。

HEAT20 G3グレードについて

冬場の室内は寒く、夏場の室内は暑いという考えをなくしたいという想いから
水村建築設計では世界基準の住宅性能と同等のHEAT20 G3グレードを基準とした住宅を提案しています。

HEAT20 G3グレードとは、断熱性能のみでの評価です。
断熱材を厚くすれば、日射取得や遮蔽などを考慮しなくてもクリアすることが出来ます。

C値(気密性能)も住宅の断熱性能本来の能力を発揮するうえでとても大切です。

HEAT20 G3グレード(断熱等級7)を基準とし、気密性能を向上させ、
さらにパッシブデザインやアクティブデザインを取り入れ、
住んでいる人が幸せに感じる快適性を持ち、光熱費を抑え生活を豊かにするような住宅提案をこれからもしていきたいと思います。

パッシブハウスについて

最後に、パッシブハウスと呼ばれる世界基準の認定を取った住宅があります。
(これ勘違いしやすいのですが、パッシブハウスとパッシブデザインは違います。)

パッシブハウスとは、環境先進国のドイツで導き出された建物の省エネ基準です。

気候変動をとめるためには家の燃費をこれぐらいに抑えなければいけないので、
そのために必要なエネルギーはこれぐらいだよ との 厳しい基準をクリアした住宅に与えられる名称です。

パッシブハウス・ジャパン

パッシブハウスは、世界基準の認定を受けた家で、HEAT20 G3グレードよりもさらに基準は厳しくなっています。

しかし、地球のために、未来の子供のためには このような基準の住宅が広まっていかなくてはならないと思います。

水村建築設計の今後のチャレンジとして、

未来の地球や子供のためにも、
環境に優しく住んでいる人を幸せにする住宅を造り、
広めていく活動にも積極的に励んでいきたいと考えています。