当社のHPのCONCEPTでも書いている内容ですが、私は日本の住宅性能は世界トップクラスだろうと思っておりました。
冬は外が寒いので家の中も寒い、夏は外が暑いので家の中も暑いという感覚は当たり前の考えでした。
しかし、住宅性能について学び始め、高性能住宅を造っている工務店さんの現場や引き渡しが終わり住んでいる住宅を見学させてもらい、その考えが間違っていたことに気付きました。
住んでいる人の話を聞いた際、本当に家が快適で幸せですとお話ししている時の笑顔を忘れる事ができません。
住宅性能は住んでいる人の幸せにつながっている事を改めて教えて頂いた瞬間でした。
日本で2025年に義務化される省エネ基準の住宅性能と欧州の基準が厳しいと言われているドイツの住宅性能を比較すると
3倍程度の住宅性能の違いがあります。
もちろん、ドイツの住宅性能が3倍良いということです。
日本の2025年基準の省エネ住宅ではドイツでの省エネ基準を満たしておらず法律違反となり、住宅の建築許可が下りません。
2030年に基準化される予定の基準(ZEH基準)でも許可は下りません。
日本の省エネ基準は世界と比べるとかなり遅れていることがわかります。
この事実を皆さんは知っていましたか。
私は知ってしまったからには、日本基準での住宅づくりではなく、世界基準に目を向けて家づくりに励んでいこうと決めました。