気密測定 高気密・高断熱・長寿命な埼玉県上尾市の超高性能住宅

HEAT20 G3グレードの高気密・高断熱・長寿命な埼玉県上尾市の超高性能住宅。
断熱・気密性能の高い住宅は熱が逃げにくく日射遮蔽などの工夫をしなければ、夏場はかえって暑くなってしまうことも…。
水村建築設計が建てる「後世に残せる家」は日射取得・遮蔽などにも気を遣い、ほんの少し冷房を使うだけで涼しい、ほんの少し暖房を使うだけで暖かい。
冬に関してさらに言えば太陽さえ連日出ていれば、暖房を使わない日も出てきます。
外気の温度が仮に5℃の時に、朝から晴れてさえいれば暖房を使わなくても暖かい家があるなんて想像できますか?
「後世に残せる家」は、そんな超高性能住宅です。

今回は7月21日に行った気密測定の様子をご紹介いたします。

当日は風もなく、測定日和。

窓を一箇所のみ開けて、ラッパ状の整流筒を装着。
室内と外の空気を出入りできるようにします。

整流筒から室内の空気を外に出して減圧。
機械が整流筒のファンが回らなくなるタイミングの5点を計測し、相当隙間面積を出してくれます。

測定結果が出ました!

中央あたりに表示されている「相当隙間面積」がポイントです。
後世に残せる家の全体の隙間を足すと28㎠(5.29cm角)という結果に。
どれくらいの大きさかと言いますと…

2つの資料の真ん中にある黄色いテープの大きさが、家全体の隙間です。

名刺サイズもなく、個人的にとてもいい結果が出たなと思います。
日頃から仲良くしていただいている工務店さんからも、「良くやったね!」とのお言葉もいただけました。

では、C値を出してみます。

分子は、測定結果の相当隙間面積28㎠。
分母は、気密測定屋さんに出していただいた家の面積170.03㎡。
(170.03㎡は、建築基準法上の面積117㎡に屋根と2F天井の間や床下の基礎の間などの面積を足して出た数値)
28㎠を170.03㎡で割ると、C値が出ます。
水村建築設計の後世に残せる家のC値は0.16。
ちなみに、性能でお馴染みの一条工務店のHPに記載してある平均実測C値は0.59。
ドイツの省エネ住宅(パッシブハウス)の基準は0.2ほど。
今回満足のいく結果が出たのも、一生懸命丁寧に施工してくれた大工さんのおかげです…!
いつもありがとうございます。

日本の住宅寿命は平均で30年と先進国に比べてはるかに短いと言われています。
そんな中で、性能上建て替える必要がないほどのトップレベルの性能値である「後世に残せる家」は、30年×3世代=90年を目標に考え建てています。
親から子へ、そして子から孫へと世代を超えて住み継ぐことができる住宅です。
世代が変わっての建て替え費用を人生の豊かさのために使い、自分らしい暮らしをしていただければと思います。
後世の事を考え、毎世代がローンに追われず、豊かで自分らしい暮らしをするためのお手伝いは、水村建築設計までお任せください。